ホーム不動産Webライター事業①不動産業界を選んだ理由

①不動産業界を選んだ理由

【体験談】なぜ❝不動産❞だったのか?~不動産業界未経験の私が転職を選んだ理由~

30歳で不動産業界に未経験で転職した私の実体験

カウンターで客の要望に耳を傾ける男性スタッフ - 不動産 ストックフォトと画像

みなさんの中で、これから不動産業界に転職しようと考えている方も多いのではないでしょうか。


2013年の冬頃、私も同じようなことを考えていました。

この記事では、これから不動産業界への転職を考えている方や不動産業界に興味がある方のために、


私が不動産業界に入ったきっかけや、不動産業界に入ってよかったことなどをご紹介します。

多くの方に、不動産業界の魅力を知っていただければうれしいです。

不動産業界に入った3つの理由

腕を組んで立っているビジネス日本人 - 会社の社長 ストックフォトと画像不動産業界に入る前は、飲料メーカーの営業として約7年間働いていましたが、会社の存続が危ういことを知り転職を決意。


これからの時代は「手に職だ」と勝手に思った私は、国家資格「宅建士」の勉強を始めました。


もちろん不動産業界は未知の世界。

(国家資格の中で一番取得しやすいとネットに書いてあった影響です…実際はかなり勉強しないと受からない難関資格なので油断しないでください!

しかし、家族を養っていかなければいけないという使命感で毎日勉強し、資格を取ることに成功。


せっかく資格を取ったから使うしかないと思い、思い切ってこの世界に飛び込んだのです。


理由①宅建資格を活かすため

実は宅建資格を取得したものの、不動産業界に転職するか迷っている時期もありました。


上場企業でしたし、転職はもったいないのでは…という気持ちがあったのも事実です。


とはいえ、このまま飲食メーカーの仕事を続けていては


「宝の持ち腐れ」になると考え、思い切って転職を決意。


不動産会社の面接を受けることにしました。


しかし現実は…最悪です。


30歳で未経験の私を、大手の不動産会社が採用してくれるわけもなく、書類選考では見事に10社から不採用通知が…。


これにはさすがに落ち込みましたが、諦めることなく挑み続け、ようやく地元の小さい不動産会社に拾ってもらえました。


理由②営業力に自信があったから

昔から人と接することが好きで、飲料メーカー時代の営業成績も上位。

しかし、飲料メーカー時代の営業相手は、田舎の高齢者の方がほとんどで、

営業というよりは

「田舎に帰省した時に、おばあちゃんやおじいちゃんと楽しくおしゃべりする」

という感じです(笑)


おしゃべりは好きだったのですが、どこか物足りなさを感じていて


「営業力を活かした仕事をバリバリやりたいんだ!」


という強い気持ちになっていました。


理由③独立の夢がかなう業界だったから


大学時代、経営学を専攻していたこともあり独立や起業に興味がありました。


調べてみると、不動産業は宅建士の資格があれば独立して宅建業を営むことができるとのこと。


この業界なら「昔からの夢を叶えることができる!」と確信したのを今でも覚えています。


不動産業界に入る前までは私自身、どこか自信過剰になっている部分がありました。


しかし…


現実はそう甘いものではなく、転職したての頃、とても苦労したことを今でもはっきりと覚えています。


次章では、私の苦労話にお付き合いください(笑)

実際の宅建合格証

不動産業界の営業は特殊!?不動産営業の特徴や成功する方法

道路を歩くアジアのビジネスマン - 汗をかく営業マン ストックフォトと画像


転職したての頃


「今までの営業実績があるからこの業界も案外いけるかも?」


と安易な気持ちでいました。


しかし実際に不動産営業をしていく中で、今までの実績や経験が全く通用しないことに気づいたのです…。


この章では、私が実際に経験した不動産営業の特徴や、不動産営業で成功する方法を紹介していきます。


①不動産営業の特徴

飲料メーカーの営業は、既存のお客様に商品を納品・販売したり、新規の飛び込み営業で商品を買ってもらう仕事がメイン。


「味が薄くておいしくない」とお客様に説明してしまうと売れないため、その商品のメリットしか説明しない営業スタイルでした。


しかし、その営業方法は不動産営業で全く通用せず…。


私は最初のころ、物件のメリットばかりお客様に説明していて、デメリットは説明しませんでした。


すると後日大変なクレームが…


「雨漏りがあった家だったとは聞いていない。契約を白紙にしたい」

「ベランダによくハトがきて糞がすごい。なぜ最初に言わなかったんだ」


この時


「不動産の営業は物件のメリットだけでなく、デメリットをしっかり最初に説明して、納得してもらった上で契約をする流れなのか…」


ということを身をもって体験しました。



②不動産営業は「物件を売らず自分を売る」

飲料メーカー時代は「商品」を売ることだけに尽力。


そのため、商品が売れた後はお客様との会話をできるだけ早く切り上げて、次の営業先にいくことだけを考えていました。


効率性を考えるあまり「時間の無駄」だと思っていたのです。


しかし、不動産営業は違います。


最初のころは、物件の特徴や物件の話しばかりしていたため


「お客様がどんな考えで物件を探しているのか」
「どんな思いで物件を売却するのか」


などのヒアリングが全くできす、信頼関係を作ることが出来ていませんでした。


そのため、物件の売却を任せていただけず成約までいくことはもちろん皆無。


自分なりに色々調べたり先輩に相談したところ、お客様との信頼関係が全然作れていないことに気づいたのです。


やり方を変えて、物件の話しをするよりもお客様とのコミュニケーションや信頼関係作りに力を入れることに。


するとお客様との仲がだんだん深くなり、プライベートの話しや家族の話しをする仲に。


その結果

「あなたは信頼できるから任せるよ」
「あなたが紹介してくれるから安心できるよ」

と言ってくれる人が増えたのを覚えています。


不動産営業は、物件のアピールよりも


お客様の「不安解消が必要」


ということに気づけた瞬間です。

知ってほしい!不動産業界に入ってよかった6つのこと

ジャンプ高い、若いハンサムなアジア系のビジネスマンは、建物の屋上に成功勝利ポーズを祝います。仕事、仕事、または巧妙なビジネス概念。晴れた青空にコピー スペースと都市景観の背 - 成功 歓喜 ストックフォトと画像

ここまで書いた内容を見ると


「不動産業界て大変そうだな」


と思われる方もいるかもしれません。


最初は確かに大変ですが、私が経験する中で不動産業界に入ってよかったと感じることが多いのが事実です。


そこでこの章では、私が体験した不動産業界に入ってよかった6つのことを紹介します。

①年齢は関係ない

会社によって採用する年齢の制限はありますが、基本的に不動産の仕事は何歳になってもできます。


70歳や80歳でも仕事をしている方はたくさんいますし、宅建資格があれば、会社を定年退職したあとに独立も可能です。


私自身も、体が動く限り90歳くらいまでやり続けたいです(笑)



②資格があれば十分に活用できる

近年では宅建士不足の会社も多いため、宅建士を募集している会社は多いようです。


宅建の資格があれば、未経験でも不動産会社で働けるかもしれません。


宅建士資格は是非取得することをおすすめします。



③資格がなくても大丈夫

宅建の資格を持っていなくても、採用された会社次第では、参考書購入費用やスクール費用を補助してくれる会社もあります。


採用後、頑張って資格を取るのも良いでしょう。



④未経験でも仕事はす
ぐ覚えられる


私のように、30歳未経験でも仕事はすぐに覚えることが可能です。

専門用語や法律用語を覚える必要はありますが、先輩に同行したり、日ごろの業務の中で吸収したりできるため安心して仕事ができます。


⑤稼げる

なんといっても不動産業界は稼ぐことができます


給料が「歩合制」になっている会社が不動産業界には多くあるからです。


そのため、1件仲介して契約をしたら数パーセントのインセンティブをもらえるので、契約をすればするほど給料が潤います。


例えば以下の例で見てみましょう。

【仲介手数料が100万円で10%のインセンティブの場合】


・10万円のインセンティブ


【月に3件行う】


・給料+30万円の報酬が実現可能



お金を稼ぎたい方は、歩合制の会社を選ぶようにしましょう。


⑥将来は独立できる

ある程度経験を積めば、自分で独立して不動産会社を経営することも十分に可能です。※実際に実現できました!


もちろん資格があれば未経験でも独立することはできるので、挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。


色々な可能性があるこの業界は、とても魅力的です!

拝啓~不動産業界に未経験で挑戦したいあなたへ~

建物に囲まれたビジネス地区でローアングルから撮影されたジャンプとダッシュスーツを着た2人の男性 - 挑戦 ストックフォトと画像

今回の記事では


実際に未経験で不動産業界に入った私の実体験を交えながら「不動産業界に入ったきっかけ」や「不動産業界に入ってよかったこと」などを解説しました。


この業界は、人生が変わると言っても過言ではないと私は思います。


この記事が、不動産業界への転職を迷っている方の背中を押すことができれば幸いです。


一緒に頑張りましょう!!

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